By nakamura, 5 7月, 2024

(文章の翻刻) 腹中も  其ぜん  悪は時おりに   おのが西郷と      代るしな         魂 (腹中の文章の翻刻)                              肺(はい)(じゆすい) おい〱げっしよ さんきかふばか りさきへいては やくそくがちがふ まつた〱 をゝい むねがくるしい〱〱 肝(かん)  西ごふさんそふ いふてもおゝくの ひともおちつくところ をこさへて やらすは なりません しやといふても 肝 おれか こゝまて しんばつ するからは そこは かんをくりてこん あけわたせ 心(しん)  西がふその ほふのしん ちうかんしん そのものだ きう ばく のおりから ところ 〱 のたゝかい をおさめ なと〱 かがは□だ さやふで あり升 きみのためには はいうんを くださ □るの ため りやう どふ のほ □く □ふ こと じや □□□ 腎(じん)  はれ てはせいかん ろんの こと おこりて公 ぎやふ うちより たまい西 がうもその ばにたち ならび いろ〱こと てふぜんの ぶれい のとが めこれ あり くにへかへり 十 年大へん をおこし わがいをたて んとつのる ことのおこり をや哇 飲食門 むにむさんにみやこへ とふりませふ そふした □くご □ ましょふ みち をさへ たら ば切 ぬけ うちめき とふ れぬことは 有升せぬ さあ〱 せひ出した 〱〱 大腸(だいてふ) さあ〱 はや〱 ひごのくにへくり だした〱 こ ゝ て とゞ こをると じきに ぐわいが あしくなる 又はやくとふつても これらびやふになる くわいやうおしだせ〱 胆(たん) いゝやかんしんな おてくばり こゝにじん をかまへた からは きもふとをに とこの〱 すぐ持 かためた 〱〱 小腸(花岡山) 西 てきのそなへ といゝせいりきをも つてこなす てくばりこれ てはかたい はづだわい き なにぶん 上の きかい がだい じふ んはつ せねば なりません へんみふちべの かせいがやがてき ましよよつて ひとをふやして こなし ましよ 胃(い)(本じん) しい 〱〱〱 なにであろふ がこれがかん じんくいものが たらんとひゃう らふついてはかなわぬ 〱〱 ては くいまつ まひ  それ〱 かふ なる うへは のいたし おい〱 なあるもの はた□れとふ ぞしやふがあり そふなものわれ 〱も さいごふ のじせつかしらんて 膀胱(ぼうかふ)(延をか) この とこ ろで ひつしの じやふ のつもりが あつ るがましで なわかく びやうに かいとこまるにん なくて小べんがち こふもちひちヘが 腎門(じんもん)(大山の終) おおやまつなよし せんだつてのおしらべ いよ〱 ゆきとゞき たんざいに しよせら れしとぞ よつてあく たまも いまは ちから ぬけたり 大山綱良 ぜひ におよ ばぬせつ しやのみのうへ 両道便門(りよでふもん)(城やま) 西郷 ことはやかなわぬわがふく ちうきりのむらたもうち じにせしか りりよべん しんのそ とに さへゆく たのみに おもふおゝ やまは つみに ふくし あとわが くびか ならず かくし たまわれ かし 別府 ちえゝ さんねん やなあ いかにも しやうち いたしたり (その他の文章の翻刻) 善 おれはよつぽと せいをだしてひつはつて いたのにひもがされく さつてつくま にあのかた いいつしん くるふ やふになり いろ〱のやつが ちからをそへでおゝぜいに なりむりむたいにまげよふと しおるのでこんなくるしいことはない あんまりきばってくるしいのでさい ごうべいがでると四十九さいとかいふが それでもとふどあくしんがへいかふした とみへたでおれのほねおりが とゞいたとゆふものじや 悪 まて〱 なんぢもい がみあけねば ならんいままで やゝこゝろが うごかなんだが だいふんにくるいかけたから いまへんきやうしてまげねばならぬ なか〱おもい ものじやせんこく ともおふけなことにあたまを入る から 大名 おれらはまあおゝく のかねをじへにもったが どふすることもできぬ かたいぼろいからたのらくな もふかるしゃうほふがないかといろ〱と かんがへ□やう〱おもひつくと ひらけん□のきうへいだの いゝよるしかねはへるしてだいは ぬす人だらけはかめいだのち しやだと みながいふのにとへ とあほふのすが しれぬ どふすることもできぬ 士(旧へい) きのふしたときかねはたくさん あったがしやふほふにはそんをし ついつまらん〱といゝ なくしてしまいは つぽうよりせめる しやきんこひおなじこひ でもこのこひほど つらいものは ねへは 西郷の魂変(たましいかへ)り いまゝで勤王一心のたましいなり しにいかなるてんまが みいれしや まつさかさまにひつくりかへり じんもんをなとし ほんせんをおこす 坊主 ほうず きうへいたちもみななくなり わしもこれまではしやうずにうそを ころばしむまいことをしたがなにかに みながへんきやうで とこへいてもしりが すわじぬきうへいいふておてらはひらけ どふし○はあたまであったことはなしや 淫乱女(じゃかせん) まふし〱そりゃ きこへませへさいごさん おまへさんをたよりに らくでぜゝのはゝを かるたをれの□いこと とすりばちはかり かしましたきびしき ごせんきでちよともしよ ばいがでけぬしまいの はてはびやうきにてま ことにこまりますあま り〱ぞくせうで □□ますどふぞ〱 ひよきがなをつたり しれぬやふにしよ ばいはんしゃふねが います 百性 わしらもこのはる よりなが〱いくさで えらいなんぎをしたが なんじゃさいごふが〱 どふもするかふもして やるとえへことづく しをきいたがみな うそでまことに〱 こんなえらいめいに おふてなげきをいふ にもみなしんだそふ ながいったいどふし なさるぞくせうさん 売占(ばいぼく)者 せつもきんねんはどふ してもみがたゝぬ ゆへみづからはんだ んをしてもみたが 内居宅(ないたく)沢内随(たくないずい) といふけいがあらわれ こまるがなるほど かぎりはわたしどふ しててうちはきまらぬ そこでたくないずい かしらんあてにしたさつ へいれんはぺけ〱〱

資料集掲載番号
294
受入番号
1990-032-206
西南戦争錦絵判型
大判二色刷二枚継ぎ
作者
絵師未詳
彫師
彫師未詳
賛署名
筆者未詳
版元名
出版人未詳
届出日
届出日記載なし
本紙横
36.80
本紙竪
51.50
名札
永山
村田
池上
別府
逸見
桐の
西郷
しのはら
西郷の娘
桐の妻
村田妻
西郷妻
しの原国女
池辺
西郷
桐の
西郷
前原
喜嶋
大山綱良
逸見
西郷
別府
売ぼく(卜に口)者
百姓
隠□(淫?)女
士族
坊主
地名
東京城
川尻
花岡山
延おか
城やま
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