【上よりつゞき】汚(を)名を受(うけ)し某(それがし)をも忌(いみ)たまはず浅(あさ)からぬ/御神言(しんげん)隆盛(たかもり)身(み)にとり生前の面目(めんぼく)是にすぎずと/謹(つゝしん)で言(ごん)上なせば猶(なほ)神宣(しんせん)ありて曰(いは)く汝(なんぢ)明治の初(はじ)め/日本帝(てい)王を補翼(ほよく)て国事(こくじ)に粉骨(ふんこつ)し報(はう)国の義名(ぎめい)を/挙(あ)げ勲功(くんこう)第一等たる身(み)を以て今日/暴徒(ばうと)の巨魁(かしら)となり国乱(らん)を起(おこ)し許多(あまた)の/人命(めい)を殞(そん)ぜし汝(なんぢ)の挙動(きよどう)は如何(いか)なる/心根(こゝろね)なるぞや時儀(じぎ)に因(よつ)ては天戮(りく)免(のか)るべからず是みな/主宰(かみ)の不徳(ふとく)によれりと昼夜(ちうや)の憂慮(ゆうりよ)止(やむ)時なし先(さき)つ日より/汝が心意(しんい)を聞(きか)まほしく覚(おぼ)ゆれど世界(かい)万種(ばんてん)の主宰(かみ)にて魯土(ろと)/戦争(せんそう)の事だにも捨(すて)おきがたき事(こと)なれば裁断(さいだん)せんとの神慮(しんりよ)を/配(くば)りし折(をり)から故(ゆえ)思(おも)ふにまかせぬ神(かみ)の身(み)の上(うへ)幸(さいは)ひ今斯(か)く文武(ぶ)の/百官(くわん)左右(さいう)の大臣(じん)